4年目看護師の俺は弱い

3年間みっちり看護師やっても何にも見えてこない看護師が、己と戦う為に始めた戒めのブログ。今後の人生を!看護師人生を!生活を!性活を!どれだけ明るくできるかは己次第!学べ!前に進め!俺たちは全員がエースだ!出ろ泉田!アッブゥ!

血糖降下薬

休みの日や時間が空いた時、勉強しようと思えるのは、それだけ仕事に余裕が出てきたからかな?いや、将来のことを真剣に考え始めたからなのかな?その分捨てるものもあるんだろうけど…何かに繋がると思われ。

仕事に求めるのは、プライベートがある適度さと、給料、やりがい。給料だけはちょっと理想に近づいたかな?

 

①インスリン分泌促進薬

②糖吸収、排泄調節薬

③インスリン抵抗性改善薬

 

そもそも、インスリンは膵臓の内分泌器官であるランゲルハンス島(膵島)から分泌される。

α細胞→グルカゴン…血糖↑

β細胞→インスリン…血糖↓、糖貯蔵

δ細胞→ソマトスタチン…αβを抑える

マグネットウォーリアーかな?デルタだけちがうけど笑

2型DMはインスリン分泌↓とインスリン抵抗性↑で血糖値がおかしくなる病態。

 

さて本題

①スルホニル尿素(SU)薬→グリメピリドなど

最も使われる薬で、6〜24時間作用。

グリグリする!で覚える。

β細胞に持続的に働いてインスリン分泌を促す。

詳しくは、ATPとは無関係にカリウムチャンネルを閉じることで、カルシウムが細胞内に流入して、インスリンがよく出る。

インスリンがそもそも出ない人には無意味。分泌能が保たれている人に適応だね。インスリン抵抗性改善作用もあるとか…血糖降下作用が強いから、低血糖に注意!

★副作用、低血糖により食べ過ぎて過食

副作用じゃないが、徐々に効きが悪くなる二二次無効という効果がある。

★飲み忘れ時は食直後なら⭕️

 

①GLP-1受容体作動薬(皮下注射)

薬物療法、SU剤でダメだった人に適応。これもインスリン分泌能がある人のみ。インスリン分泌とグルカゴン抑制効果があります。

 

①DPP-4阻害薬→ジャヌビア、エクア、トラゼンタなど

なんか暗号みたいな薬が多い…

小腸から分泌せれるインクレチンホルモンであるGIPというのがあるらしい。それが数分でDPP-4という酵素によって分解されて活動性を失う。そこでDPP-4の働きを抑えるのがこの薬!インクレチンホルモンを分解されないよう守り、インスリン分泌を促進することができる。

ポイントは食事の影響を受けないこと!また、単剤では低血糖を起こしにくい!

★副作用、急性膵炎、イレウス、便秘

★飲み忘れ時は食後内服⭕️

食事に関係無いお薬だからね。

 

①速効型インスリン分泌促進薬(グリニド系)→ナテグリニド

覚えやすい!β細胞に短時間作用しインスリン分泌促進。食前内服が鉄則!

★飲み忘れ時食後内服❌

 

②α-グルコシターゼ阻害薬→ボグリボース、セイブル

二糖類を単糖類に分解する酵素であるα-グルコシターゼ。これを阻害し、血糖上昇をゆっくりにする。これも食前!

★副作用、消化器症状

★飲み忘れ時、食後内服❌

薬が先に腸にあることが鉄則。

 

②SGLT-2阻害薬

近位尿細管に働き、尿糖の再吸収を防ぐ

結果、血糖↓尿糖↑

体からとりあえず出す。

まあ、腎臓が健康なことが基本。

作用時間が長いから、1日1回(朝)。

★副作用、多尿による脱水、尿路感染

★飲み忘れ時、昼までなら内服⭕️

 

③チアゾリジン薬

 

③ビグアナイド(BG)薬→メトグルコ

肝臓での糖新生抑制で血糖↓

さらに、

腸では糖吸収↓末梢組織で糖吸収↑

DM初期に使われます。

★飲み忘れ時食後内服⭕️

 

その他配合薬あり。